FIREに火をつけて

リーダーズというオルタナバンドがとてもカッコいい。最近わかるようになった。ピクシーズの人たちらしいがピクシーズはほとんど聴いたことないのでどれだけかぶった存在かは判断できないが断言できるのは彼女らは特別にタイム感もいいし、ドラムも重たいんだけど思った半拍裏にアクセントがきていたり、コードチェンジも後ろめで、とにかくダラダラしている、というのがオルタナの醍醐味なのでは、と思う次第。歌詞のスコープも良い。

最近ライブでようやくギターやベースを歪ませることを覚え、自意識がやっと高校生くらいまで育ったのかもしれない。来年はバンプオブチキンのコピバンになってそうで怖い。バンドやっとる平野レミの息子はブリーダーズすげえ好きらしい。そんなところは彼の佇まいや音楽からはなにも、全然伝わらない、というのが芸能人であったりスターであったりする所以なのかも。歌はさすがにちょっと平野レミに声が似ている

 

とは思ったけれど夏のライブは全部鍵盤でやる予定、たぶん設計不良で壊れかけたローランドのシンセを思い切って買い足してチェーンモードにしたら見事に動機が不十分でいい感じにレゾナンスが暴走するようになった。のはいいけれど、買ったやつは使い物にならないくらいアウトが小さくて、ゲインを上げたらノイズがひどく載る。保証期間もまだまだ長いし、飽きるまでは使ってみたいと思うけれど、ローランドの品質が悪いのか、ハードの復刻シンセはDAW需要に特化してデカい音が想定されてないのか、とにかく心配ではある。ベリンガーは本当に落としても濡らしても元気ですごい、アカイもすごい丈夫

 

日本株はちょっと揉んで個人がしょげたところでこのまま上にいくと思う。今夏の展望としては、昨年度比業績15%ほどで来ている企業のそれが、単にコロナから戻ったのかそれとも稼ぎ方のギアが上がったからなのかを見抜くことが大事だと思う。低PBRのご祝儀相場はとうに終わっており、いま反応がないのはもう見捨てられてしまうのではないかとは思うものの、未だにサプライズがありそうなのはTBS、フジHD(テレビはオワコンだが資本を投下すればだし抜ける寡占の土壌がある、なのでサイバーエージェントの先行きは苦しいだろう)まだまだあがりが足りないのはリョービ、割安感で拾われて急に上がって揉まれている局面だけれども稼ぎ方が変わったのがまんだらけ、力の源HD、あと持ち合いで合理化が進んでいるほうの地銀はまだじゅうぶん拾えるのではないか。

それと資産株、現金潤沢な企業で、まだ目をつけられていないところは本業が時代遅れだったり恥ずかしかったりするものしか残っていないので、前者は東天紅、後者は現金ためこんでるザッパラスあたりが面白いのではないか。本業の魅力いまいちという意味では宝HDもいい。タカラバイオはコロナ明けて急速に利益がとれなくなっているがお荷物にはならないだろう。製造業は正直リスクだと思う。EV化というのは結局内部機関が単純化するということであって、加工で付加価値がとれるところが少なくなるだろう、半導体はJSRが国有化されることからわかるように素材から加工までの質が問われるので日本にまだまだ強みはあるから知名度低い地味な企業はまだ適当に買える。これはイビデンとか、単元がでかいから拾わないけれど。あと信用残が多くて機関に遊ばれてるQDレーザも黒字拡大の道筋が見えてきてそろそろよいだろう。これらは適当に持っておいて、米国の利下げが議論されるくらいの不況を迎えるまではホールドでいいんじゃないでしょうか

来年から新NISAが始まるからダサい子待ちサラリーマンが好みそうな銘柄を今年中に触っておいてもいいかもしれない、という感覚でNTTは買われすぎるだろうから、もっと国策系で配当高めな微妙なやつ、Jパワー、あと財閥系でバフェットがさわってないやつでQUOカードがもらえる系がいいと思うがそんなもの上がっても恥ずかしくなるのでパスで…テナントも持ってる倉庫系はいいと思う

エネルギー穀物高もそろそろ天井が見えてきたので食品系も逆張りでいけると思う。むしろコロナで体力のないところが廃業したところで残存者利益にうまみがあるだろう、コーヒーの石光商事、豆腐のやまみ、酒のカクヤスは良いと思う、カクヤスのトラックは都内では存在感が確実に増している

 

はてさて