アダユミの同情金くれ!

このタイミングで内閣改造と恥もなく言えてしまうところに政権の病理を感じる。あれはただのパージなんだからしてどちらかというと内閣純化とか自ら言い切ってしまったほうが潔かったんじゃないか。純化が足りませんでした!とか言ってなんどでもやり直せバカ

しかしこのしがらみも、選挙協力しかも票以上にマンパワーがありがたかったというさもしい台所事情から起きているわけで、その点で自分はすでに知名度と人望のある芸能人や成り上がりの金持ちが政治家になる流れがもっと強化されるべきだと思っているので、ガーシーの出馬と当選はそれ自体はいいニュースだと思う、彼のやる気自体はおいといて

 

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哭悲…非常にくだらない、これまでの人生で最も最悪な映画を更新した(暫定王者安達祐実が恐竜とデートする映画)と思う、予告がめちゃくちゃシリアスだったのに、B級指向全開だったのにまず腹が立ち(予告もしっかりふざけろ)、スプラッタ描写はまあまあいけているが新規性はゼロ、そしてホラーで犯してはいけないタブーを幾重にも犯しておりどう考えても面白くない映画なのだ、これをほめている人間の存在のほうがよほどホラーだ

まずゾンビの感染のルールがよくわからない。一撃必殺系の攻撃をゾンビはやたら仕掛けてくるので、それで死んだ奴は当然ゾンビにならん。どーやって増えてるのか、増やしたいのかもわからずもやもやする。れいプしまくりっつう性欲があるというのも極めて萎える。バイオ系ホラーののキモは、なんだかわからないものが増殖しているから怖い(コロナ然り)のであって、性欲バリバリの色ゾンビなんてただの狂った皮膚病患者でしかない

プロットはロメロをオマージュしている、そんで感染症への備えや理解のなさ政府の対応の悪さ等の時事モノをやたらと風刺したいらしくそれゆえか、後半はショッピングセンター(ロメロの場合はそこに風刺があったという見方もできるひたすら消費させられる市民はっさながらゾンビであると)ではなくたまたまの流れで病院に立てこもるわけだけど、これが最悪そしたらゾンビはただの狂った皮膚病患者にしか見えなくて尚センスが無い

あと主人公の指が序盤でモゲるが、それがストーリーになんら影響しないていうかタオル巻くから見えもしないし。なら無駄にモグなよ!こんなさんざんなクソな展開につきあわされて、エンドロールでは無駄に表題がチカチカするからそのために最初にテンカンなるかもだから気をつけろという警句が、あれで期待が高まるだろうが、血まみれの老婆が雷にあわせて残忍な殺戮を、、、とかこっちは期待してしまうわけでもう何もうまくいっていないダメな映画だった、中国語の勉強にはなったのが奇跡だ

 

X…80点をしっかり取りまくる印象のA24配給の映画、まあまあ良かったしさっきの映画と同じ日に見たこともあって、関心した部分が多々あった。

悪魔のいけにえド級のオマージュなんだけど、細かな配慮で単なるアップデートにとどまらない感動があった。まず勧善懲悪的な予定調和を崩しているのでスリリングだ。レザーフェイスは出てこないし、不良な若者はその不良な部分ゆえに身を亡ぼすわけではない、それが今風でけっこう良い工夫だと思う。あとすごかったのは、田舎町に迷い込むのはポルノビデオの撮影クルーというところだ、ポルノ映像が金に、芸術になるかもしれないという彼らの期待は、ホラーフィルム黎明期の作り手それに重なる、この仕掛けでレトロオマージュな展開なほどぐっときてしまう作りになっている。CGも控えめだし結構よかった!今回も納得の80点

 

女神の継承…ナホンジンがプロデュースのタイホラー。ストーリーが雑すぎて残念だった。ナホンジンはコクソンでテーマにした現代化された価値観と土着の感覚が対峙するところに今回も力点を置いていたんだろうけど、なにせストーリーが雑なので、変なお祓いを見せられただけというかんじ。これもプロモーションであおりすぎだ。もっとキッチュな魅力を出した売り方にしたらまだ感想も違ったはずだけど、三眼ノ村なんてファンは大喜びで観てしまうけれどあれはあれでひどい作りなわけだし、

 

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学生のとき一度見たものを積極的に見返す

黒沢清監督作品…ドッペルゲンガーは最高傑作なのではないかと思う。ニンゲン合格や回路は今見るとやりすぎな感があるが色褪せていないな、また10年後に見ますという感じ、あとカリスマとキュアーも全然良い、若いころの哀川翔の雰囲気はすごいと思う、彼が出てくれば途端になんでもありになる感じ

台風クラブ桜の園でうかつにも感動しまくったのでもしかしたら学園モノが自分は好きなのか、とおもったが、結構キツかった。天気が変わって物語が動くというのはウルフっぽくて良い。しかしよくみると子役がダレている…相米慎二は勘のいい役者と組んだときの集中力がすごいのかもしれない、彼自身のキャパもあっただろうが群像劇には向かない人だったんだと思う。バービーボーイズをフル尺で2曲使うのはすごい、バービーボーイズのグルーヴはトーキングヘッズっぽいところもあるけれど切れがいいのか悪いのかわからない独特さがあってけっこうすきだ、中学生が踊るための音楽ということで腑に落ちた、この曲が特にすごい

BARBEE BOYS あいまいtension - YouTube

息もできない…韓国の低予算暴力映画。たけし映画っぽい男女の通じ合いが良い。安い感動にもっていきがちな反面ブサイクしか出てこないところ本当に真摯ですごいと思う。暴力の撮り方が接写接写で実録シリーズっぽくてかっこいい。封切で観てやたら良かった記憶があったのでけっこう非情な映画かとおもったらとびきりスイートでびっくりした

 

マジで金がないのでだいたいずっと家にいる、三十半ばで手取りが20万くらいというのは、どう生きていけばいいのか正解がわからん。身の丈の行動を心がけてシャワーは3日に1度にしている。節約とかではないが、そのほうが気持ちが整う。匂いで気づいた同僚の誰かがお金くれますように!