マンコのヘアへ電話をかけて

26日ひかりのうまで久々にライブをする。いいさんとりささんがいっしょにやってくれて、ありがたい。ギターとベースの動き方やドラムの挟み方というのは概して、リズムと音域割りの合理性が極めてあることを犠牲にして実は非常に窮屈なルールが蔓延っていると思う。それ以外でも曲は成り立つんじゃないか、そのほうが自由な雰囲気になるのではないかと感じるし、自分は中音域に音が集まっていても構わないので、ドラムは抜きでギター2本に上物だ、となんとなく思っていたのでその実践の良い機会になるのかどうか

ギターは簡易ピアノであるということは忘れてはならない

次は管楽器複数でわかりやすい情感を出しながらそれに甘えて2人くらいでシンセでびゃーびゃーやる、というのがやりたいな、スモールピースでビッグバンドの幻聴を引き出す、みたいな、管弦楽器奏者募集します、、、金かかんないように電池駆動のアンプ買ってイノ公か大森埠頭らへんで練習しようかなー

楽器は上手くならないが、進行する集中力を保つテクニックみたいな

 

誕生以来、ホラー映画の魅力というのは何か起きそうで何も起きないのかと思わせ、そんな中で捻られたラストに向かうというところでそれを盛り上がるのがライティングと、ドローンや電灯、家電、森林等のノイズである、ということを認識させてくれたファミリー・ディナーは傑作だった。筋書きは矛盾だらけなんだけど、そういう部分含めウィッカーマンに通じるところがあり、これぞ娯楽という素晴らしかった。異教信仰の描写もほどほどにキモく、A24がスベるのはそこだよな、やっぱコスト意識とかマーケティング持ち込むとダメだよな、エゴか大事だと感じられる。みてもみなくても良いとは思うが映画くらいしか救いがない連中はみるべきだ。

 

邦画はテアトル制作のものが今年も良かった。去年はエゴイストに泣かされたが、花腐しも予想以上に(宣伝の仕方がズレているからだろうが)良かった。ダメなほうに変わっていく東京と主人公をダブらせた松浦寿輝の原作の厭世的な雰囲気は影を潜めているが(東大のセンセイって小説うまいよな!夏目漱石とかな)、共通の女の思い出を意図せず語るという月並みなフォーマットに落とし込んで、何億光年輝く星に生きてる我々にとって人生は何なのか、その思い出にどういう意味があるのかという部分にフォーカスした点は極めて映画的でよく、ピンク映画界隈を舞台にしているので話の青臭さが目立たず、それゆえ刹那なラストシーンも輝くというもの、かなり良い。minamoが中国人留学生のチョイ役で怪演。minamoは名前負けしてないくらい顔がめっちゃ面白いから好きだ、女性からは嫌われてそうだ。

 

紀伊國屋から歌舞伎町を通る帰り道、ケンイシイがコンテナに乗ってDJしてた。最近の新宿区の福祉というものは素晴らしい。

 

株の売却益で今月の税金が不当に高く、しかし増えたはずの金はもうとうに無いという窮状を打破すべく、藁にもすがる思いで紀伊國屋で新刊チェック、『低PBRの逆襲』菊地正俊 を読んだ。果たしてこの時期の出版が旬なのかどうかは、評価が分かれると思う。ある程度、対応策は見えて株価には反映されている頃合いだからだけれど、それとは別のアングルで考察するとよいかと思う。プライム基準未達で得意分野がクレーン、重機はそこそこでライバル1社という加藤製作所は買収思惑や事業切り離し思惑、短期的な株主還元政策等が見込まれてPERそこそこ低め、という観点から持っておいてもよさそう。もう売ってしまったがリョービはやはり良い。非鉄業界のPBRが低いということはあるが一応プライムでPBR対策は打ち出しているし、自社株買いしないのが好感が持てるそしてダイカスト技術は今後十分な投資をすれば伸びるっつうのが何より良い。低PBR企業を眺めると斜陽産業だらけななかで、非鉄はまだまだ革新余地があるにも関わらずクルマ関係というので不当に評価がなされていると思う次第。あと広島の会社は強い。これは信仰みたいな感じなのだけど、広島の連中は標準語がうまいというか、関東の人よりも心を掴む話し方をしている気がする。いまをときめく有吉弘行は典型的な広島なまりの標準語なんだな、紅白で司会ということもあるし、マツダリョービ、やまみあたり、有吉銘柄ということで買いではないでしょうか、メリークリスマス、ミスターローレンス、メリークリスマス、ミスターローレンス、メリークリスマス、ミスターローレンス、という具合に老人ホームで北野武がボケてたら怖すぎるだろうな