2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

欧米の

混乱は昨今、甚だしいってよく言われている?確かに日本みたいなぬるま湯感は少なくともなさそう。おそらく欧米の、米はまだ微妙か、欧の没落にともなって哲学思想はその重要性を失っていくだろうけど、それに代わるものがアジアやアフリカにそれなりの厚み…

映画

を見てて気になるアメリカ国民のエスタブリッシュな学生のカルチャーとかアンダークラスの人たち。大学野球部の全能感を明るく描き切ったのはエブリバディ・ウォンツ・サム!!とか。後者はトレーラーパークボーイズのシリーズががカナダだけどよかったな。け…

さむ

クッツェー『恥辱』避けてたのはフェミとか動物愛護の文脈で触れられるから。どちらも立派なことだけど単純に仕事が荒い人が多く、娯楽目的でなにかを選ぶならば避けたほうが無難なコンテンツだと思う…まあいいとして、これは予想外に昼ドラのようなインテリ…

だれか忘れた『ダークウェブ』、とにかく編集が良くない。作者のキンドルの雑誌連載は面白かったんだけど、一冊の本としては全然許せない間延びしていてやっつけな構成だった。このへん明るい人は少ないだろうし、裏どりや考証次第でもっと面白くなっただろ…

ガチ

ジョシュグロス『アリ対イノキ 』どきどきする話。喧嘩商売の後というのもあるかもしれないけど。スポーツはビジネスである以上ある程度プロレスみたいなもんだしね、誰も観客いなかったらイチローはどんな顔してバット振るんだろうね

立ち読みできなかったやつ

新宿の紀伊国屋の海外文学はたまにおっというものを平積みしていて楽しい。買ってすぐパスカル・キニャール『世界のすべての朝は』読んだ。熊本の出版社で流通が限られてるらしい。で、音楽家かつ小説家らしく古楽の歴史に名前しか残らなかった主人公とその…

探偵物

ブコウスキー『パルプ』はたけしの任侠物のような様式美に支えられたくだらなくて美しい仕事のイズム。次にたまたま100円で拾ったポール・オースター『幽霊たち』のほうもまた強いフォーマットだけど、大抵の人がやっつけていかなければならない仕事をする意…

ウンベルト・エーコ『バウドリーノ』中世の発想豊かだけどがんじがらめな世界に引き込まれる。バウドリーノは嘘つきでことなかれ主義的なシャーマン且つ宰相。王や仲間を引きつけて中世的なゴシップを頼りに旅に出るんだけど、皆の信念がごちゃ混ぜになって…