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自分の村が欲しいとずっとずっと思っている。郷土とか海とかジャスコとか中央分離帯とかコンコースとか先輩後輩ジジイババアとかそういう話ではなくて自分を中心にまわるようにも整理できるようなちいさい宇宙。

本屋がガンガン潰れたマッドシティで暇して某巨大駅から歩いて覗いた某古本屋で大して好きでも重要でもない某ビートニク(もう二度とあのような時代は来ないという意味ではとても貴重な半端なインテリ修行ヤクザと***女の甘い蜜月を保った黄金時代として記録される、フェミこそが○・*・だった時代ってあるんじゃないか)の棚を物色していたら某団体関係者に話しかけられた。一瞥した程度の見てくれととわずかな会話から得た情報から一度見に来るべきだと連絡先を聞かれ、あとは日本のそういうのの成り立ちが簡単に書いてある本を教えてくれた。生活した土地を捨てていろんなところに移動して住うことについてはどうなのだろうか浅はかなんじゃないか、てゆうか無農薬なんて拘らずに強烈な農薬で僕は好きな人たちと楽々住みたいんだけどなんて思っていたけれど、案外ストリートで粘っていた様子で好感が持てる。やはりもはや都市は都市のみではある程度の夢や志やぼんやり考えていることを共にする人たちをつなぐハブとして機能することはないんだろうと思って改めて少し落胆した。けれど我々にはインターネットが?いやいや自己紹介で好きな音楽書く付き合いなんてのは顔面にタトゥー入れてるようなもんで自分はむテカシい、なんだかんだいって長年つきあう人達は唐突なタイミングでどこかで偶然会っている。ネットを用いて仲良くなっていてもどこかで生身のつながりが元々あったりで今思い返すと(インターネットは生身の出会いを加速させるツールでしかないみたいな)、そもそも目を見て話せる人間て時点で好きな音楽なんてのはどうでもいいくらい近い何かを昔から共有してると思う。目と目で通じあうのは色気よりも素朴でつまらない過去なんじゃないかな。とにかくインターネットに可能性は無い。僕には。うまく田舎に向かった過去の賢人剛人のようにネットを使ってる人もいるんだろうけど。ティンダー使ってる人は強いよな。強くなりたいけどいろいろ考えちゃう。

今やっているバンドらの人たちは人力インターネットみたいだなと思う。実際インターネットでアポって会うのは当然。都度ダイヤルアップした関係性で通信してポータルも更新。インターネットを活用できたかのような自信を得る。

あと喫茶店や居酒屋もいい線いってるけれど、なかなか難しい。ガソリンスタンドではあるけれど、立ち寄っても居座っても族にはなれないだろう。

タバコは気になっている。ニコチン摂取による多幸感と一蹴されてももはやなんとも言えないけれど、セーブポイント、一瞬自分の位置がログに残されるようなどうせ後々中国に売られるみたいなLSIっぽい発火。灰がやたら落ちる。

広い家に住みたいという欲求に囚われているのは、かなり関係していると思う。防衛予算がなくなるくらいの勢いで好き勝手モノを配置して帝国を築いた。それに加勢する今の同居人はすごく気分屋でたくさんの人間と意見を調整しているみたいで、きっと偏屈なのであろう自分のことも調整ままならぬこともあり二人なのに集団みたいだと思ったってことを書きたくて1179文字かかったけど文字カウンターは進む120112051209ああ。あとで書き加えて戻ってきたら14251429。文字数を記してカウントすることを許さない文字カウンターに何の意味があるのか、ミスチルなら教えてくれるだろうか。ハンガー踏んで割れた